ちょっとした話

雇用統計前後のビットコインのボラティリティ過去6ヶ月まとめ。規則性のある関係に驚愕!

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くりぷちゃんだよー!
ねぇ聞いて聞いて、すっごいこと発見しちゃったよー!

最近のビットコイン、ボラティリティ(値動きの変動幅)が低いですよね…。

「ボラティリティが低いとトレードをしても値幅がとりづらいし、チャートみててもたまにしか動かなくて暇だし、つまらないなー」
そんな風に思ってませんでしたか?

油断してる場合じゃないですよー!!!!!

実は、ビットコインのボラティリティはある統計の影響を強く受けているのです。

「雇用統計」って聞いたことありませんか?
FXや株を動かしている人なら必ず意識している重要な統計です。

その雇用統計とビットコインの相関性を調べているうちに、ある仮説にたどり着きました。

それはずばり…

『雇用統計の1~2日前からビットコインのボラティリティめっちゃ高くなる説!』

  \ヨッ!/ \パチパチ/

どん!

新発見のように大げさに言いましたが、実際にチャートを見ると火を見るよりも明らかで多くの人が気づいていると思います。

多くの人が気づいているということは、強く意識されているということ。
つまり、アノマリーが成立しやすいということです。

本記事を執筆している今日(2018/5/29)は、次回の雇用統計(6/1)2日前です。

雇用統計ビックウェイブを乗りこなすためにも、一緒に過去のチャートを検証して来る高ボラティリティに備えましょう!

 

雇用統計とは

雇用統計とは、世界のマーケットにおいてもっとも重要視されている指標の一つです。

重要視されている理由は、ずばり雇用統計が世界中の為替や株の値動きに影響を与えるからです。

アメリカの中央銀行に当たるFRBは、金融政策を決めるときに『物価』と『雇用』という2つの状況を考慮して判断しています。
この『雇用』についての判断基準となるのが雇用統計です。

例を上げると、雇用統計の数字がいいと好景気だという判断ができ、結果として円安ドル高に進みます。
逆に雇用統計の数字が悪いと不景気だとみなされ、円高ドル安に進みやすくなります。

 

MEMO雇用統計とは、米国労働省(U.S. Department of Labor Bureau of Labor Statistics)が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標の事。
毎月第一金曜日に発表。

 

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目次

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過去チャートの検証

 

2018年5月

まずは前回の雇用統計、18/05/04前後のチャートを見てみましょう。

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①レンジ相場を抜けたと思いきや、勢いがなくなり、じわじわ細かい幅のコマ足続きです。
まるで今(18/05/28)とそっくり。

ところが、②雇用統計の1日前、見てください!
どーんと700ドルも急騰しました!

雇用統計後も高ボラティリティです。

 

2018年4月

 

次は2ヶ月前、18/04/06前後のチャートを見てみましょう。

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①レンジ相場を抜けたと思いきや、勢いがなくなり、じわじわ細かい幅のコマ足続きです。
先月とそっくり。

見てください!②雇用統計の2日前!
800ドルも急落しました!

先月と同じく、雇用統計後も高ボラティリティです。

 

2018年3月~2017年12月

 

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それ以前の4ヶ月のチャートも並べてみました。

どの月も驚くほど似ています
①ヨコヨコして、②大きく動いて、その後も高ボラティリティを維持。

各月の実際の値幅です。

5月:1日前に700$以上急騰
4月:2日前に800$以上急落
3月:2日前に1,300$以上急落、1日前に900$以上急落、直前に1,000$以上の急落→1,000$以上の戻し
2月:1日前に1,200$以上急落、直前に1,000$以上急落→1,000ドル以上の戻し
1月:1日前に1,400$以上急騰
12月:2日前に2,500ドル以上の急落、1日前に1,500$以上の急落→1,300$以上の戻し、直前に1,600$以上の急騰

 

考察

 

なぜ暗号通貨に関係のないように見える『雇用統計』がビットコインの価格に影響を及ぼすのでしょうか?

また、為替市場の場合ボラティリティが高まるのは雇用統計の発表後が通例なのに、なぜ暗号通過は雇用統計”前”なのでしょうか?

ここからは投資素人の私の憶測です。

過去チャートを調べていたとき、2017年11月以前はこの相関性があまりみられませんでした。
そして2017年12月といえば、CME先物にビットコインが上場した月です。

このことから、CME先物上場、そして年末のバブル相場をきっかけに『雇用統計』を気にする大口トレーダー、つまりFX民や株クラのくじら達が暗号通貨トレードに参入しているのではないかと思います。

彼らの多くはポートフォリオを組んでいます。
そのポートフォリオの中で、暗号通過はいわゆる「高ボラ銘柄」として組み込まれているでしょう。

高ボラを狙うトレーダーの本番は、『雇用統計後のお祭り相場』です。
特に暗号通貨に目をつける高ボラ好きは、為替が大きく動くのを予想したなら、動けるように準備しないといけません。

そのため、仮想通貨の値段が雇用統計”前”に大きく変わるのは、そんな高ボラ好き大口さんが雇用統計後のシナリオに合わせて大きな資金を市場から移動させるからではないか、と考えました。
為替市場が熱いなら資金を一気に抜くため価格が急落し、為替が期待できないなら暗号通貨に資金が集まり急騰する、という風にです。

ビットコインの市場規模はとても小さく、大口の動きひとつでいとも簡単に値段が動いてしまいます。

これからはますます大口の動きを敏感に察知し、暗号通貨以外の主要市場も観測しないといけないと痛感しました。

 

まとめ

 

『雇用統計の1~2日前からビットコインのボラリティめっちゃ高くなる説!』

  \どんッ!/ \ブラボー!/

いかがでしょうか?

繰り返しますが、本日(5/29)は次回雇用統計の2日前です。
そうです!明日(5/30)は雇用統計1日前!明後日(6/1)は当日です!

気合いを入れなおしてトレードに励みましょう(`・ω・´)

 
 
 
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